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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【本人紹介】 金江宗観(かなえ・そうかん 1908〜)。東大寺所蔵の金工品をはじめ、桂離宮の飾金具の修理に携わる。また、伝統的な、襖の引手、取手、釘隠しなどの金具製作を行う。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【枠を切る】 木瓜(もっこう)型の襖の引手(銅製)を製作する。銅板にコンパスで罫描き(切り取り線)を入れ、鋏で引手の枠となる板を切り出す。この木瓜とは、家紋にもよく用いられる日本古来の文様。中国から伝わった、鳥の巣の形という説がある。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ 金工 ⇒ 上代飾金具製作修理(金江宗観) 【枠を鑞(ろう)づけする】 枠の両端を合金で溶接する。このことを鑞づけという。接合部に鑞を置いて火であぶり、鑞がパッと光り、溶けたら直ちに希硫酸につけ、固定する。鑞とは、金・銀・銅・真鍮などの合金で、金鑞や銀鑞など様々な種類がある。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【枠の型づけ】 様々な工具を用い、円形の枠を木瓜(もっこう)型に整形する。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【枠型】 木瓜型に整形された枠型。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【枠と天板の鑞(ろう)づけ】 枠と天板を鑞で溶接する。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【枠の加工】 枠や天板の縁を、内外ともに金鑢(かなやすり)で美しく仕上げる。枠縁を削り落として凸部を形づくる。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【小座と枠をあわせる】 天板の下に、小座(菊座)と呼ばれる薄い飾り板をかみ合わせて、装飾する。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【燻し(いぶし)による色つけ】 引手は燻しによる着色を行う。杉の葉を燃やした煙で燻し、さらに火で杉の葉の脂(やに)を焼きつける。この工程を繰り返し、色艶よく仕上げる。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【完成作品】 木瓜型引手の完成。シンプルな造形ながら、燻した銅の風合いと、菊座などによって重厚な雰囲気に仕上げられた。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【作品紹介1】 「結紐引手」。桂離宮の襖に使用されている引手を写したもの。たおやかな組紐の質感が、室町時代の雅な風格を一層引き立てる。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【作品紹介2】 正倉院御物の写し、「柄香炉(えごうろ)」。精緻な加飾を寸分違わず再現している。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【唐鞍(からくら)】 東大寺に眠っていた奉納品の鞍「唐鞍」の修復も手掛けた。写真は、寺に残る記録を元に、鞍の装飾金具を写したもの。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ 金工 ⇒ 上代飾金具製作修理(金江宗観) 【コメント】 古い金具の修理は、様々な技法と知識がなければできないと金江さん。「お手本があるため難しい」と、優れた古作をまねながら修理することの難しさを語る。 |
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上代飾金具製作修理(金江宗観) 【紹介画像一覧】 ここで紹介されている画像の一覧。 |