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静止画
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600×400、 144.2KB
匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
本人紹介
赤野栄一(あかの・えいいち 1911〜)。刀装金具のハバキの製作修理職人。ハバキは刀身の根元に取りつける金具で、刀身が鞘に触れるのを防ぎ、柄と刀身を固定する金工品である。※ハバキの表記については、関連資料を参照。

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匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
地金を叩いて伸ばす
ハバキの素材は素銅が多い。銅板を切り出した後、火造りといって熱して金槌で叩き、ハバキの基本形を打ち出す。そして、ハバキと刀身を固定させるために、刀身の茎(なかご)の棟(むね)が少しハバキの中へ食い入るよう 「呑み込み」という刻み込みをもうける。

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匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
決め込み(刀に併せて成形)
刀身の根元に銅板をあて、包むようにハバキの形に折り曲げる。茎の棟があたる部分に「呑み込み」という筋を刻み、ハバキと刀身を固定させる。

動画
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352×240、 2.55MB

匠の技と心
金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
帯金づくり(刀に併せてたたく)
ここでは、上貝という金具を重ねる二重構造のハバキを製作している。ハバキ本体部分と上貝は帯金(おびがね)という金具で固定される。

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匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
鑞(ろう)づけ(繋ぎ目を繋ぐ)
ハバキの刃側の繋目に、区金(まちがね)という素銅の細棒を接合部に嵌める(はめる)。そこへ、酸化を防ぐ硼砂(ほうしゃ)を塗り、銀鑞(ぎんろう)を置き熱して繋ぐ。銀鑞が刀身につかないよう注意する。

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匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
上貝
右が刀に直接触れる部分、左がその上につけられる上貝。このように二枚の板を重ねることから二重ハバキという名称が使われる。

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匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
上貝をつけたところ
実用的なハバキは元々鉄や銅などの一枚板でつくられていたが、装飾性が進むにつれ上貝という金具なども加えられるようになった。

動画
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352×240、 2.60MB

匠の技と心
金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
コメント
赤野さんは手仕事の良さをボールペンと毛筆の違いとたとえる。「ボールペンで書いた線は冷たい感じがする。毛筆の線のような感じを出したい」という。

動画
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匠の技と心
金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
金着せ
素銅のハバキに薄い金の板を被せ、なじませる。このことを「金着せ(きんきせ)」という。銅の素地のまま仕上げることが多いが、刀に合わせ金を被せたり、金メッキを施し、華やかさを出すこともある。

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600×400、 137.6KB
匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
模様を削る
ハバキの表面に鑢(やすり)で模様を削る。表面に鑢目で表す文様は、職人が意匠と腕を競うハバキ装飾の見所。流派や製作地によって、さまざまな鑢目が考案された。美術刀剣の鑑賞には、ハバキへの加飾も欠かせない。

動画
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352×240、 2.15MB

匠の技と心
金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
完成作品
檜垣文様の鑢目が美しい「尾張風金着二重ハバキ」。赤野さんは真面目につくられた刀には一本の流れる線があり、それに従ってハバキの姿を仕上げていくという。

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600×400、 45.9KB
匠の技と心金工刀装金具(ハバキ)製作修理(赤野栄一)
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