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彫金(鹿島一谷) 【本人紹介】 鹿島一谷(かしま・いっこく 1898〜1996)。東京で代々、象嵌(ぞうがん)や彫金を伝える家に生まれる。鹿島家伝来の布目象嵌(ぬのめぞうがん)をはじめ、様々な象嵌技法を習得した。 |
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彫金(鹿島一谷) 【図画制作】 つくる作品の型を決める図面の制作。これを基本に作品作りに挑む。 |
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彫金(鹿島一谷) 【鍛金(たんきん)】 器の地金となる銀を、鎚で打ちのばし成形する。本来、象嵌の地金には鉄を用いることが多いが、鹿島さんは銀や四分一(しぶいち)という銀と銅の合金を用いることが多い。 |
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彫金(鹿島一谷) 【下絵描きの写し】 和紙に描いた下絵を銀地の上に置き、文様の輪郭を写す。 |
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彫金(鹿島一谷) 【脂入れ(やにいれ)】 象嵌の作業では、鏨(たがね)で金属を削るため、器が変形しないように器に松脂(まつやに)を溶かし入れ、固める。 |
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彫金(鹿島一谷) 【道具】 象嵌は鏨(たがね)の種類を使い分けることで、複雑な文様をも刻むことが可能になる。 |
![]() 動画 y-chn7.mpg 352×240、 2.08MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 金工 ⇒ 彫金(鹿島一谷) 【目切り】 象嵌となる部分に鏨で細かく目を打っていく「目切り」。水牛に施されているのは、鹿島家独自の「布目象嵌技法」。縦横斜めに目を切ることで、布の織り目のような模様が浮かび上がる。 |
![]() 動画 y-chn8.mpg 352×240、 2.55MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 金工 ⇒ 彫金(鹿島一谷) 【象嵌(ぞうがん)】 象嵌とは地の金属に別の種類の金属を埋め込むこと。ここでは目切りした部分に鉛を嵌め込む。鉛の箔を置いて木鏨で打つと、文様が浮かび上がってくる。 |
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彫金(鹿島一谷) 【鉛を嵌め込み、浮かび上がった文様】 水牛をかたどった象嵌部への鉛の嵌め込みが終了した。 |
![]() 静止画 y-chna.jpg 600×400、 137.2KB |
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彫金(鹿島一谷) 【馴らし(叩き)】 象嵌部を、馴らし鎚で叩いて馴らし、しっかりと箔を地金に密着させる。 |
![]() 静止画 y-chnb.jpg 600×400、 140.5KB |
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彫金(鹿島一谷) 【炭研ぎ】 完成した象嵌を炭で研ぐことで文様にぼかしを入れる。そのことにより立体的な象嵌が生まれる。この炭研ぎも鹿島家独自の技法。 |
![]() 動画 y-chnc.mpg 352×240、 3.69MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 金工 ⇒ 彫金(鹿島一谷) 【コメント】 鹿島さんは、自分の作品が常識的で堅くなるため、行き届き過ぎないよう心掛けているという。「どこか抜けていてアンバランスな所が魅力になる」と語る。 |
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彫金(鹿島一谷) 【脂抜き】 バーナーで熱して、器の中に詰めていた松脂を取り除く。 |
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彫金(鹿島一谷) 【金荒らし】 布を天井から吊るし、その上で作品に真鍮の粒をかけて、表面を荒らしていく。これも表情に味わいを出すための、鹿島家独自の技法である。 |
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彫金(鹿島一谷) 【完成作品】 完成した「布目象嵌 水牛文銀角香爐」。流線文様は金と鉛で象嵌を施し、蓋には金の縒り糸を嵌め込んだ。表情に変化をつけるため、水牛に施された鉛を部分的に剥がすという初めての試みを行った。 |
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彫金(鹿島一谷) 【紹介画像一覧】 ここで紹介されている画像の一覧。 |