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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【本人紹介】 天野祐里(あまの・すけさと 1906〜98)。大阪の三味線製作は分業制。天野さんは棹の製作を請け負う。本来、棹は全体が一体であったが、近年では収納・携帯のため分割できるものの方が普及している。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【木取り】 棹づくりは、材料の原木に型をあて寸法をとる「木取り」の工程から始まる。この太棹の材料となるのは、インド産の紅木(こうぎ)。この紅木は硬くて重いが、工作しやすく、加工後は狂いが生じない。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ その他 ⇒ 三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【棹作成】 棹は張った弦を指先で押さえて音程をつくる部分。一本の木でできているように見えるが、持ち運びに便利なよう三つの部分に分かれている。一本の角材を三つに切り離し、また寸分の狂いもなく組み合わせるのである。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ その他 ⇒ 三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【継ぎ立て】 継ぎ立てとは、三つに分かれる棹の各部分を継いでいくこと。棹は、わずかな反りも音色に影響する部分。音色に狂いを与えず、長年の使用にも耐え得るように継ぎ立てるのは、まさに腕の見せ所である。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【天神作成】 棹の、胴とは反対側の先端の反り返った部分を海老尾という。別名、てんじん(天神・転軫)。天神は、棹とは別に削ってつくられる。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ その他 ⇒ 三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【中子(なかご)立て】 中子とは、棹の先の胴を貫いている部分のこと。中子を削り出し、棹と接着することを中子立てという。接着には火で焙って溶かした膠(にかわ)が用いられる。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【仕立て】 組み立てた棹を磨き、漆をかけることを仕立てという。丹念な漆の仕上げで棹は滑らかになり、演奏時に指が棹を滑りやすくなる。この工程までが天野さんの仕事である。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【仕込み】 棹と胴とを組み合わせることを仕込みという。ここからは天野さんが仕上げた棹を元に、各工程の専門の職人が引き継いで腕をふるい、三味線を完成へと近づけていく。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ その他 ⇒ 三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【革を張る】 猫や犬の革が用いられる。革の周囲を木栓ではさむ。胴の縁に餅糊(もちのり)をつけ、その上に周囲を木栓ではさんだ革を置く。その後、麻縄で強く締め付けた状態で乾かす。革を締める張力の調節は、くさびを打ち込む等して行う。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ その他 ⇒ 三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【音の調節】 皮は張り詰めるほどに美しい音色を生むが、引き伸ばしすぎると破けてしまう。その力加減が難しい。革張りを終え、新しい太棹三味線が完成。弦の張力を調節しながら、音の調子を合わせていく。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【三味線の歴史】 三味線は中国から沖縄を経て本土に伝わったとされる。日本で最初に手にしたのが当時の琵琶法師達で、中国では指でつまびいた三弦を大きな撥(ばち)で演奏するようになった。その後改良が重ねられ、今の姿に至っている。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【三味線の使われ方】 歌曲の伴奏に用いられることから始まった三味線は、後に人形浄瑠璃や歌舞伎などの芝居の伴奏でも用いられるようになった。その他、俗曲や民謡でも用いられる。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【細棹・中棹・太棹】 三味線には細棹、中棹、太棹と、三種類の太さがある。他にも革の材質・厚さ・張力、弦の太さ等々さまざまな条件があり、それらの諸条件が三味線の音域、音色、音量に微妙かつ重大な違いをもたらしている。 |
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三味線(太棹)棹製作修理(天野祐里) 【紹介画像一覧】 ここで紹介されている画像の一覧。 |