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静止画
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600×400、 146.9KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
本人紹介
前田友斎(まえだ・ゆうさい 1927〜)。京都の指物師(さしものし)の七代目。信貴山縁起絵巻(しぎさんえんぎえまき)、平家納経など、前田さんの桐箱に納められた国宝・重要文化財の数は1000点を超える。

静止画
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600×400、 161.4KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
材料選び
10年以上乾燥させた桐から、収納する美術品と調和する杢目(もくめ)と木筋を持つ木材を選ぶ。桐は軽くて割れにくく、湿気や熱から美術品を守る木材として知られる。

静止画
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600×400、 114.5KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
木積り(材料の切り出し)
所蔵者から送られてきた一本の掛軸から箱の寸法を割り出し、各部材を切り出す。

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600×400、 135.3KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
木口合せ(こぐちあわせ)
箱の蓋と身の合い口、側板同士がぴったりと密着するように、平らに削り上げる。柔らかな桐の杢目を乱さないよう、鉋(かんな)や鑿(のみ)を使用して作業が行われる。

静止画
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600×400、 143.8KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
木がかりの削り出し
側板同士を接ぎ合わせるための、「木がかり」という噛み合わせ部分を削り出す。

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600×400、 130.7KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
組み立て
仕上がった各部分を組み立てる。接合部は錐(きり)で穴をあけ、空木(うつぎ。ユキノシタ科の落葉低木)から作った木釘を打ち込み固定する。ここで木釘を使用するのは、金属の釘では長期保存の際、錆びる恐れがあるためである。

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600×400、 135.4KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
軸枕
箱の内部に掛軸の軸巻部分を支える軸枕を固定する。この部分も、箱全体の杢目が繋がるように配慮されている。

静止画
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600×400、 145.4KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
軸巻きを削る
軸巻きは、掛軸や絵巻を細く巻いて収納することで起こる書画の損傷を防ぐため、前田さんの父が考案したもの。軸巻きの中に巻軸を入れて固定し、巻物を軸巻きに太く巻きつける構造になっている。

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600×400、 142.4KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
軸巻き
円筒形に彫り出した桐材をふたつに割り、中を刳り抜く。巻軸の寸法に合わせて整える。

静止画
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600×400、 154.8KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
蝶番
ふたつに分かれた軸巻きを繋ぐ蝶番(ちょうつがい)は鹿の角でつくられている。

動画
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352×240、 2.80MB

匠の技と心
木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
軸巻を完全な円筒形に削る
軸巻は巻物に歪みが出ないよう平鉋(ひらがんな)で完全な円筒形に削り上げる。

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600×400、 139.9KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
合口を削る
軸巻きの中から巻物を通す合口の部分を削る。作品と桐が直接触れる部分のため、丹念に磨き上げる。

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600×400、 134.1KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
完成品
軸巻きを仕上げたら、蓋を甲盛りというなだらかな曲面に盛り上げて削り、中箱が完成する。さらに漆で表面を仕上げた外箱に入れて保管されることになる。

動画
y-bjke.mpg
352×240、 1.69MB

匠の技と心
木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
コメント
前田さんは、桐箱の製作で大切なのは、桐の木の自然に添うことだと語る。箱全体が自然な杢目の流れで繋がっているように心を配る。

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600×400、 53.2KB
匠の技と心木竹工美術工芸品保存桐箱製作(前田友斎)
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