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木工芸(中臺瑞真) 【本人紹介】 中臺瑞真(なかだい・ずいしん 1912〜)。14歳から茶の湯に用いる指物(さしもの)の道具製作を修業。のちに木材を刳り抜いて器物を彫り出す刳物(くりもの)を極め、とくに細工の難しい桐材の刳物を得意とする。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【下図】 作品の構想を練る。正確な寸法を決めて下図を作り、これを板に写して切り抜き、板状の型を製作する。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【木取り】 杢目や木肌を吟味して選んだ桐の木材を、制作する器物の大きさにおおまかに切り出す。この桐は樹齢約60年の銘木で、切り出した後25年間乾燥させてある。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 木工芸(中臺瑞真) 【型出し】 型を桐材に写し取り、鋸(のこぎり)で、ざっくりと器物の形に切り、切り口を鉋(かんな)で整える。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【道具(正月の風景)】 刳物に用いる鑿や鉋、槌は、作品の大小や形状に合わせ何十種類もある。とくに鑿は、材質が柔らかい桐材を扱う場合、刃をよく研いだものを用意しておかなければならない。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【木材選び】 刳物は、木工芸のなかでも杢目(もくめ)や木の味がもっとも作品の優劣を左右する。そのため、良い材料を手に入れることが必要不可欠で、自ら足を運んで、意に適う銘木を求める。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【荒仕上げ】 まず、器物の内側を底近くまで鑿で彫る。外側も仕上げよりやや大きく、おおまかに彫る。桐材は柔らかいため、彫り過ぎないよう力を加減しながら鑿をふるう。 |
![]() 動画 y-ngm8.mpg 352×240、 2.60MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 木工芸(中臺瑞真) 【合口の彫り】 この作品は、上蓋の凸部が下の身の凹部におさまる構造。この凹凸部を合口(あいくち)といい、ぴったり合うように彫り上げる。 |
![]() 動画 y-ngm9.mpg 352×240、 2.52MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 木工芸(中臺瑞真) 【木口合わせ】 さらに合口をぴったりと隙間なく合わせるため、小さな鉋などで削り調整する。これを木口合わせ(こぐちあわせ)といい、このように仕上げられた蓋を印籠蓋(いんろうぶた)という。 |
![]() 動画 y-ngma.mpg 352×240、 1.52MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 木工芸(中臺瑞真) 【甲盛りを取る】 蓋の表面が滑らかに盛り上がる曲面に仕上げられた状態を、甲盛り(こうもり)という。この作品の蓋は花弁状で、ひとつひとつの花びらを、鑿と鉋でふっくらと形つくる。 |
![]() 動画 y-ngmb.mpg 352×240、 1.94MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 木工芸(中臺瑞真) 【コメント】 桐材は、柔らかいために逆目(さかめ)という木の表面の荒れが生じやすい。とりわけ表面の仕上げが難しいと、中臺さんが語る。 |
![]() 動画 y-ngmc.mpg 352×240、 2.44MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 木工芸(中臺瑞真) 【仕上げ】 ほぼ彫りの完成した作品をアルコールで拭き、浮き上がって見える彫った部分の凹凸を丹念に調べる。その後、鑿で整えて仕上げる。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【完成作品(外側)】 完成した「菱形輪花箱」。桐材を長年手掛けてきた中臺さんならではの、やさしい木肌が素朴な美しさをかもしだす作品。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【完成作品(内側)】 「菱形輪花箱」には4カ月を越える歳月が費やされた。中臺さんの奥歯は鑿をふるう時に、かみ締めるため、歯を傷めてしまう。「木を削ることは、命を削ることです」という。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【その他の作品】 「桐輪花高杯」。刳物は木工芸のなかでも、面や線の自由な造形表現が可能とされ、作者の個性が発揮しやすいという。 |
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木工芸(中臺瑞真) 【紹介画像一覧】 ここで紹介されている画像の一覧。 |